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非代償性肝硬変に見られる肝硬変の症状
肝硬変の症状で非代償性肝硬変が生じますと様々な他覚症状が見られるようになりますが、その1つが腹部静脈の怒張で、おへそ周辺の静脈が門脈圧亢進の影響で拡張状態となりますし、腹部にミミズが動くように筋が浮き上がってきます。
肝硬変になりますと血小板が減少するため、出血してしまうとすぐには止まりませんし、血小板の減少は肝硬変の特徴とされ、血小板の数が10万以下であれば肝硬変が疑われますし、女性化乳房も肝硬変の他覚症状の1つとされ、男性にのみ見られますが、この症状は女性ホルモンの代謝異常が原因となって生じますし、乳房に限らず、乳首も肥大化するので、衣服などとの摩擦によって痛みが生じる場合があります。
肝硬変の症状が見られる手掌紅斑も症状のひとつで、指や指の根本が赤く変色することを言いますが、健康に問題がない場合でも赤くなることがありますので、肝硬変が原因かどうかは自分では判断がつきにくいのです。
肝硬変の他覚症状であるクモ状血管腫は、肩や胸、二の腕などにクモが足を広げているように見える赤い斑紋が見られるようになるというもので、この症状は血管が広がることから起こり、外見上は盛り上がっているように見えますが、実際は血管腫自体が盛り上がっているということではありません。
肝硬変の症状の黄疸も症状の1つで、血液に含まれるビリルビンと呼ばれる色素が増えることで起こりますが、これが原因となって、皮膚や白目が黄色く変化するのですが、ビールの色を基準として尿の色をチェックして、尿の方が濃く見えるようなら白目を確認、黄色いようなら黄疸の可能性を考えた方が良いです。
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